4月8日(月)入学式

<入学式>
 新入生が、期待と緊張の面持ちで保護者の方々と登校しました。小学校の卒業式でしっかりと式に臨む態度が身についており、簡単な打合せで、立派に式に参加することができました。担任からの呼名にも大きな声で返事をすることができました。

 式では次のように話しました。

 入学にあたり次の三つのことを約束しましょう。 
 一つ目は、「よい習慣を身に付ける」ということです。皆さんは、この三年間で未来を切り拓いていくための基礎的な力を身に付けていきます。「時を守り 場を清め、礼を正す」という言葉があります。時を守るとは、時間を守って生活をするということです。場を清めるとは、自分たちの使う場所をきれいに保つということです。礼を正すとは、心を込めて挨拶や返事をするということです。これらの習慣を身に付けることが、今後の皆さんの信頼に繋がり、人生の大きな財産となります。日々、意識して生活をしていきましょう。二つ目は、「あらゆる他者を価値ある存在として尊重する」ということです。具体的には、自分のことのように、自分以外の人も大切にするということです。その相手は、時に、友だちや先輩など同年代の人だったり、親や先生など、大人の人だったりすると思います。誰に対しても、いじめや差別をすることなく、相手の立場を考えて行動できる人権意識の高い人になっていきましょう。三つ目は、「自ら学ぶ」ということです。三年前から、一人一台端末のある環境での新しい学びのスタイルが可能となりました。皆さんは、小学校でもパソコンを文具の一つとして、学習に活用してきたことと思います。中学校においては、さらに、知的好奇心をもってあらゆるツールから得た情報を確かなものにしていくための学習をしていきます。自分の考えを堂々と発表できる発信力、友だちの考えに耳を傾ける傾聴力を身に付けてください。そして課題解決に向けた対話的・協働的な学び合いをしていきましょう。

 

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